マンション投資は安定した収入になり、年金対策としても有効です。
マンション投資のメリットのひとつは、入居者が居続ける限り、家賃収入が毎月得られることです。
もちろん安定収入を得るには、入居者の絶えない好立地のマンションに投資し、建物の資産価値をできるだけ落とさないように管理に努める必要があるでしょう。
投資家がマンション投資を行う目的のひとつに「年金対策」があります。
現在、会社勤めのサラリーマンが得られる年金は、厚生年金と国民年金を合わせて月々約20万円(厚生年金が約14.4万円、国民年金が約5.4万円)。しかも、受給額は年々減る傾向にあります。
これに対し、定年後に最低限の生活を送るうえで必要なお金は、月々約27万円とされます(厚生労働省年金局調べ)。これだけ見ても、月7万円の赤字です。
さらに高齢になると病気やケガ、交際費など、突然の出費も増えるため、ゆとりある老後を過ごすには、月15万円前後は足りなくなることが予想されます。
その赤字額を補う意味で、毎月安定収入のあるマンション投資を始める方が増えているのです。
投資といえば、株やFXを思い浮かべる方も多いかもしれません。利回りでいえば、株やFXのほうが高いですが、その分リスクが大きいのも株やFXです。
また、これらの資産を運用するには、最低限知っておかなければいけない知識やノウハウが多く、たとえそれを熟知していても、値動きを予測するのは至難の業です。
それに対してマンション投資は、初心者でも始めやすい投資といえます。株やFXに比べると学ぶことは意外と少なく、儲けは少ないもののリスクも低い。いわゆる、ミドルリスク・ミドルリターンの資産になるのが、マンション投資なのです。
また、個人年金の場合、契約時に定めた年齢にならなければ1円も支給されませんし、商品によっては支給される期間が10年など決まっているものもあります。
一方でマンション投資は、年齢に関係なく入居者が住み続ける限り家賃収入が入ってきますし、ローンの支払いが終われば家賃はそのまま自分のものになります。
ゆとりある老後を過ごすためにも、今からいい物件を探して運用することが重要です。投資物件のメリット・デメリットをしっかり把握し、安定収入を得続けるチャンスをつかみましょう。